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継承・交流
未来につなぐ被爆の記憶プロジェクトの経過報告
2021.01.25

11/17(火)被爆の記憶PJの証言・交流会について、その取り組みを広げるために改めて進め方・手順について打合せを行いました。日本生協連・小池氏が詳しく説明し、被団協・濱住氏、反核法協・田部氏、事務局・伊藤が参加し、ヒバクシャ国際署名連絡会や日青協へ呼びかけることを確認しました。12/18(金)被爆の記憶PJの手順説明会を開催し、同連絡会の高橋氏(慶応大)、徳田氏(上智大)、日青協・棚田事務局長、後藤氏が参加し、日本生協連・小池氏の説明を受けました。田部氏、濱住氏、事務局の伊藤も同席し、共に取り組んでいくことを確認、今後被爆の記憶PJの会合を案内することとしました。

(1)未来につなぐ被爆の記憶プロジェクト(The Bridging Memories of the Atomic Bombing to the Future Project)専用サイト完成‼

これまでに多くの被爆の証言が書き残されてきました。その多くは、被爆者の会や個人が冊子等の媒体で残した、発行部数も限られたものでした。継承する会では、各県・地域の被爆者の会が発行した体験記・手記集のインターネット上での公開をめざしています。同時に、当プロジェクトでは、被爆者・ご家族の許可をいただけた手記や体験記を広くインターネット上に公開し誰にでも読めるようにすることで、被爆者の体験と思いを継承していく一助としたいと考えています。特に、被爆地をはなれ、戦後を生きた各地の被爆者たちの足跡を地図情報として表すことで、原爆被害が身近なものであることを感じていただくことを願っています。以下のURLからサイトをご覧いただけます。

未来につなぐ被爆の記憶プロジェクト (kiokuisan.org)

(2)証言の聞き取りを各地で(Collecting Testimony)

 被爆者が高齢化するなかで、被爆者の体験と思いを直接聞き取ることができる機会はもう多くは残されていません。私たちは、その方の文章や写真を手掛かりにしながら、少人数で直接被爆者からお話を聞く場を設けています。この活動の中では、これまで手記として書かれた内容の背景を理解することができ、時には手記には表現しきれなかった思いや書ききれなかった事実が浮かび上がることもあります。貴重な「記憶遺産」を未来へと継承するために、今でなければできない活動です。

《直近の取り組み》

12/26「オンライン証言・交流会」に取り組んで(「未来につなぐ被爆の記憶」ボランティア 並河桃夏)

1/09「オンライン証言・交流会」に取り組んで(「未来につなぐ被爆の記憶」ボランティア 笹村朱里)

(3)募金協力のお願い

 全国にこの取り組みを広げるボランティア募集中! ぜひ地元で取り組みを!

 ボランティアのお問い合わせも参加申し込みと同じメールアドレスまでご連絡ください。また、取り組みを財政面で支えるために寄付金も募集中です!「ご連絡いただけば、会の活動を紹介するリーフレットと振込用紙をお送りいたします。

【お問い合わせ】

info-kiokuisan☆nomore-hibakusha.org(☆を@に替えてください)まで

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