被爆者のお話を聞いてみませんか?被爆者の方から直接お話を聞くことができる時間はあまり残っていません。一方通行の講演にならないように、後半はお話を聞いて心に残ったこと、考えたことなどを交流します。そのため定員も少なめに設定しています。親子での参加もOK!どなたでも参加いただけます。
1945年8月6日、広島で7歳の時に被爆した神戸美和子さん(町友会)からお話をお聞きします。
1945年8⽉6⽇の朝、8時15分。私は縁側の内側にいました。開け放された障⼦にはガラス入っていました。空はまっ⻘に晴れて雲⼀つない晴天でした。「今⽇も暑いねぇ」と云いながら、⼤きな⻨わら帽⼦をかぶって、近くのブドウ畠の⼿伝いに出掛ける⺟が「今⽇から学校はお昼からお寺で勉強することになっとるけんね、昼に帰って来てつれて⾏くけんね」と念を押して出掛けて⾏った。間もなく空がピカッと光り、直後に腹の底にひびくドドーンと爆⾳がして、私の前の障⼦に⼊っていたガラスが⾶び散り、簡単服を着ていた私の頭、⼿、⾜に刺さり⾎が流れた。母が大声で私の名を呼ぶのが遠くで聞こえたような気がした。(町友会とともに生きる会 被爆体験記集「被爆のこころシリーズ」より)
開催日:2021年1月9日(土)10:30~12:00
ツール:zoom
※事前にPCまたスマホにzoomアプリのダウンロードをお願いします
《当日のスケジュール》
10:30 開会・オープニング
10:35 参加者の自己紹介
10:50 神戸さんのお話
11:20 交流
11:50 クロージング
12:00 閉会
定員:15名(先着順)
申し込み:
件名を「1/9オンライン証言・交流会参加希望」として、お名前、連絡先を明記の上、
E-mail:hironaga8689@gmail.com まで
申し込みいただいた方には開始前に接続用URLをご連絡いたします
企画・運営:
町友会(町田市原爆被害者の会)、町友会とともに生きる会、
特定非営利活動法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
未来につなぐ被爆の記憶PJについてはhttps://kiokuisan.org/をご覧ください!
【ボランティア募集中】
全国にこの取り組みを広げるボランティア募集中!ぜひ地元で取り組みを!お問い合わせは参加申し込みと同じメールアドレスまで!
【会員募集・募金協力のお願い】
特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会は、原爆被害の実相と、被爆者が遺してきた証言・記録・資料を収集、保存、普及、活用し、その記憶遺産の継承をめざす事業を行い、「ふたたび被爆者をつくるな」という願いの実現に寄与することを目的として、2012年に発足したNPO法人です。「オンライン証言・交流会」など継承する会の活動は会員のみなさんの会費や一般の方からの寄付金で運営されています。ぜひ、会員拡大や募金の呼びかけにご協力ください。 参加申し込みと同じメールアドレスまでご連絡いただけば会の活動を紹介するリーフレットと振込用紙をお送りいたします。