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継承する会について
ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会は、大江健三郎さんなどの呼びかけで、2011年12月10日に発足しました。その趣旨は、次の通りです。(発足総会「長期ビジョン」前文の引用から)
広島・長崎に原子爆弾が投下されて66年。この人類史上未曽有の核兵器使用が人間に何をもたらしたのか、原爆被爆者をはじめとする多くの人々が被害の実相の究明・普及のために長年にわたって努力を積み重ねてきました。しかし、それら膨大な資料・データは、いまだ集約・整理されないまま残されているのが実情です。「核兵器のない世界」をめざす国際世論が新たな高まりを示している今、人類の宝物ともいうべきその資料を未来に残す遺産として継承し、普及・活用していくことは、私たち、被爆者とともに今を生きる人間の、歴史にたいする責務といえるでしょう。
私たちは、「ふたたび被爆者をつくるな」という願いをもとに、被爆体験を語り、反原爆のたたかいを進めてきた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の運動に連帯して、原爆被爆者の記憶遺産の継承という壮大な構想の実現に向けて取り組むことにしました。
継承する会では、所蔵する文献の目録を、関連分野ごとに随時公開しています。詳しくは、以下をご覧ください。